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東日本スクリプス会に参加しました

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こんにちは、D3の加藤です。先日、12月2日(土)に開催された東日本スクリプス会に参加してきました。

東日本スクリプス会とは、米国スクリプス研究所に所属していた日本人科学者の集いです。昨年に続き今年も参加させていただきました。今年は潤さんが予定があって参加できませんでしたが、来年からJin-Quan Yu研に留学予定のD1久保くんと二人で参加してきました。

今年の会場は、会長の杉田先生の所属される星薬科大学。最寄駅は東急池上線戸越銀座駅もしくは東急目黒線武蔵小山駅。当日は午前抄録会に参加したのち、お昼前にラボを出て会場に向かいました。ラボからのアクセスが良かったので武蔵小山から歩いて行くことにしました。開場が14:00からと少し時間があったので武蔵小山のラーメンで一番評価が高かった「一途」で腹ごしらえをしてから行くことに。なんとこのお店、フレンチシェフが作るラーメン屋さんだそうで、フレンチのコースも頼めるらしいです(予約必須)。ラーメンのメニューは全て人の名前がついていてユニークでした。二人とも一番人気の「たかし」を頼みました。スープはフォンドボーを使用しているようで、独特の深みがあるような、、気がするくらいのあっさりめのラーメンでした。上に乗ってる豚バラ、鶏ハム、鶏ももコンフィの三種類のチャーシューがどれもめちゃめちゃ美味しかったです。

まだ時間があったので戸越銀座の商店街をちょっとぶらぶらしてから会場へ。星薬科大学は初めてきましたが、歴史ある雰囲気とコンパクトな感じがなんか好きでした。会場の新星館という建物はとても綺麗でした。

今年は国立医薬品食品衛生研究所の横尾先生、三菱ケミカルの日置先生、北海道大学市川先生、そして本年会長である星薬科大学杉田先生の4名の方のご講演がありました。横尾先生はPROTACの研究について最近の動向も含めてわかりやすく説明してくださりました。日置先生はBaran研でのKolbe電解反応について、市川先生は創薬を志向した天然物の全合成について、杉田先生は先生のこれまでのご略歴に合わせて様々な研究内容をたくさんの著名な先生方との思い出を交えて話してくださりました。各先生方のご講演はどれも非常に面白く大変勉強になりました。実は日置さんは私の3ヶ月間の留学期間とかぶっており、サンディエゴでたくさんお世話になった方の一人で、スクリプス会で再開できたのはとても嬉しかったです。

講演会の後は隣の食堂に移動して懇親会がありました。細川先生や庄司さん、昨年ラボまで遊びにきてくださった野村さんを含めてたくさんの先生方とお話しすることができてとても楽しかったです。個人的にShenvi研の大先輩である岩崎さん、大多和さんにご挨拶でき、かろうじてかぶっていたShenvi研の学生やRyanのお子さんについてなど、たくさんお話しできたのが非常に嬉しかったです。戸越銀座の居酒屋に移動して行われた二次会でもたくさんの先生方とご挨拶させていただきました。個人的に元帝人ファーマで次期会長の上村さん、 元第一三共研究所長の西さん、本年会長の杉田さんなど、超BIGな方々と同じテーブルで交流させていただけたことがとても嬉しかったです。

改めて歴史あるスクリプス会に参加させていただけて大変貴重な経験をさせていただき、留学先としてスクリプスをShenvi研を選んでよかったと実感しました。偉大な先輩方に負けないよう、これからも研究に打ち込んでいきたいと思います。

本会の運営に関しまして会長並びに幹事の先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。また交流してくださった方々誠にありがとうございました。来年は4年に一度の東西合同での開催だそうなので、今から参加するのが楽しみです。

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なあなあとサッカーと化学が好き

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