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講演会 2017年4月19日16:30-:大松 亨介准教授 [名大]

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2017年4月19日、63号館04会議室にて以下の講演会を開催いたします。

講師:大松 亨介准教授(名古屋大学)

講演タイトル:イオンの特性を活かした分子設計と機能創出

日時:2017年4月19日(水) 16:30-18:00

場所:63号館04会議室

大松准教授は有機イオン対である「オニウム塩」に着目し、その分子設計と精密な構造制御により、有機化学反応を司る触媒としての機能創出をターゲットに研究に取り組んでいます。クリックケミストリーで簡単に合成できる「1,2,3-トリアゾリウム塩」やキラルなホスフィンとアンモニウム塩を組み合わせた「アンモニウムホスフィン」などを用いた不斉触媒を開発し、様々な高難度な分子変換反応を開発しています。通常、簡単な条件で進行する触媒反応を不斉化するのが常ですが、大松先生は独自のコンセプトで反応の進行すら困難な反応をターゲットとし、不斉反応化することに成功しています。注目する若手研究者の一人です。当日はケミストリーの話だけでなく、年齢の近い学生に語ってくれるような話をお願いしましたので、特に学生の皆様ぜひご参加ください。

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