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OMCOS20に参加しました

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7/21〜25に行われたOMCOS20に参加してきました!
OMCOSとはOrganometallic Chemistry Directed Towards Organic Synthesisの略で、ざっくり言うと有機合成の中でも有機金属化学を使って研究している人たちが集まるこの分野では一番大きな国際学会です。
二年に一度行われる本学会、今回はドイツ・ハイデルベルクが開催地でした。二年前のOMCOS19に慶さんが参加しているのを見て、今年こそはと思っていたのと今やっているテーマがまとまりつつあったので、山口研からは単独でしたが参加することができました。

日本→モスクワ→フランクフルトというフライトでそこからハイデルベルクまでは電車で向かいました。モスクワでトランジット十数時間というやばい奴がいると会場の日本人の中で噂になっていたそうですが、そうです僕です。今夏のヨーロッパは特に暑く40℃近い灼熱地獄の中、(会場のクーラーもあまり効いておらず)大変でしたが、負けず劣らず先生方の熱い講演を聴くことができました。特に、ホンモノを感じさせるMilstein先生のピンサー型錯体についての講演や初めて聴いたReisman先生やSarpong先生の反応開発に関する講演も分かりやすく面白かったです。未発表のデータを話している人は多くなかったですが、これまで素晴らしい結果を残している先生方の研究を一気に聞くことができてよかったです。相変わらず講演スライドを写真でばんばん撮る人達は残念でしたが。。

初日にはレセプションがあり、色んな学生や先生方と交流できてよかったです。それ以外も夜は毎日ハイデルベルグの街の飲み屋に若手の先生方に連れてっていただきドイツビールと料理を堪能できました。ハイデルベルクは色んな歴史上の化学者や哲学者ゆかりの街らしくそこら中に観光名所があったそうです。講演会場にずっといたのと外が暑いのとで結局観光らしいことはエクスカーション以外ほとんど出来ませんでしたが、ヨーロッパでの国際学会楽しかったです。笑

帰りは空港でまたモスクワ経由のフライトかー。なんて思っていたら、フロントのおばちゃんが直行便に変更しないかと言ってきて半ば強引に変更してくれました。お土産を買ったりする時間が大幅に削られてしまいましたが、トランジットはしなくて良いし次の日がウミノヒカイだったこともありラッキーでした。

次のOMCOS21は二年後にバンクーバーということでその頃にはどうなっているか分かりませんが、とりあえずまた全力で頑張りたいと思います。最後に、今回一人で寂しくしていた僕に付き合ってくれたり写真撮ってくれた皆様、ありがとうございました!

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小松田雅晃

D3。驚異のリサーチ力を誇るラボGメン。

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