ブログ

教育実習と救急搬送〜退院編〜

Today:0views / Total:701views Written by:

ご無沙汰してます。B4の田畑です。

前回の入院編からだいぶ時間が経ってしまいましたが、教育実習と救急搬送 Part 3、退院編です(Part 1はこちら)。

 

入院8日目

抗生剤の種類が決定し、飲み薬に変更できたのと、血液検査の結果が解放に向かっているとのことなので、ついに退院の日がやってまいりました。完治するまで入院できないのが病院の忙しさを物語りますね。さすが第三次救急。

そしてついに!ずっと腕に刺さっていた点滴針からの開放!!外気!!!家族!!(コロナで面会禁止でした)

1週間以上ぶりの外は暑かったけど気持ちが良くて、久々の太陽に体が喜んでいました。

たった1週間ではありますが体力は激減しており、体重の変化はそれほどなかったものの(減ってくれよ)、数日はただ立っているだけでもすぐに疲れてしまいました。気持ちとしては一刻も早くラボに復帰したかったのですが、数日は安静にするよう言われてしまい、おとなしくお家で勉強していました。

 

 

私が使用したお薬たち

せっかくなのでここからはちょっと化学っぽい(?)ことを。医学、薬学系のお話は好きで勉強してた時期もありますが、所詮は素人なので間違ったこと言ってたらごめんなさい!

 

アセリオ静注液

まず私が救急搬送された際に点滴で入れてもらった鎮痛剤です。

解熱鎮痛剤でお馴染みのアセトアミノフェン製剤の一つです。(日経メディカル 処方薬辞典 参照)

あくまで鎮痛剤なので殺菌効果等はありませんが、これのおかげでだいぶ痛みが和らぎました。。。ありがたや。。。

アセトアミノフェン

アセトアミノフェンのお薬といえばカロナールですよね。市販薬だと小児用のバファリンとかタイレノール、ラックルあたりがメジャーですかね?

偏頭痛持ちの田畑は小さい頃カロナールに大変お世話になっていました。もう効かなくなったので小学校と共に卒業しましたが。。

今度偏頭痛ブログでも書こうかなぁ。。需要ないか笑

 

ビーフリード

これは絶食時に栄養を摂るために点滴していたものです。生きるために必要な糖質、電解質、アミノ酸などを含んでいます。(日経メディカル 処方薬辞典 参照)

ちゃんと必要な栄養を摂っていれば、思ったよりはお腹が空かないことに気づきました。あくまで思ったよりは、ですが。

胃が空っぽな感じはあっても、お腹すきすぎて死ぬ!!とはならなかったです。田畑は普段、ご飯前に腹の虫が大騒ぎするタイプですが、そういえば絶食中お腹鳴ったことはなかったなぁ。まぁ食欲がないわけではないので、食べられないのは苦痛でしたけどね!!!やっぱりご飯はちゃんと食べたいです。

 

セフメタゾール

最初に投与していた抗生物質です。セフェム系の抗菌薬で、細菌にとって大切な細胞壁の合成に関わるタンパク質(ペニシリン結合タンパク質, PBP)に作用し、細胞壁合成を阻害することで抗菌作用を示します。(日経メディカル 処方薬辞典 参照)

構造はこんな感じ。βラクタム環と隣接する六員環をもっています。セフェム系の中でも、セフメタゾールのように7位にメトキシ基をもつものはセファマイシン系に分類され、嫌気性菌にも効果があるのが特徴です。

セフメタゾール

セフェム系のお薬で有名なのはフロモックスとか?いろいろな菌に効くので皮膚科、耳鼻科、歯科なんかでも目にする気がします。

 

アモキシシリン

退院後に服用していた抗生剤(カプセル)です。某映画で有名なペニシリン系の抗菌薬です。セフメタゾール同様、細胞壁合成を阻害します。(日経メディカル 処方薬辞典 参照)

構造はこんな感じ。こちらはβラクタム環と隣接する五員環をもっています。

アモキシシリン

余談ですが、ペニシリンアレルギーって意外と多いみたいですね。薬物アレルギーで最も多いのがペニシリン系とセフェム系らしいです。花粉やハウスダスト含めアレルギーが全くない私はもちろん全然平気でした!笑

 

入院費用

最後に、お金についてです。

今回の8日間の入院の費用は約13万円でした。痛い出費です。

最初に搬送された病院の方も合わせると15万以上飛んだことになります💸💸💸

 

何が一番お金がかかったのか調べようと思いましたが、点数票が合算されていたので細かいことはわかりませんでした、、、でも一つ言えるのは

夜間救急は高い!!(当たり前)

いや、夜間だろうと診てくれるお医者さん、看護師さん、救急隊員の方々の苦労を考えれば妥当なのか。。。

とにかく!皆さんは夜間救急を使わなくて済むよう、不調を感じたら早めに病院に行きましょう🏥

 

長きにわたる入院ブログを最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます!!ほんといつまで書いてんだって感じですよね。Part 1が7月なので、もう半年以上も経ってしまいました笑、でもなんとか年度内に書き終えることができてよかったです。

また入院ブログを書くハメにならないよう、2023年は体調管理をしっかりして、健康に過ごしたいと思います。元気がなきゃ実験も捗らないですからね!!来年度からも頑張るぞ〜!!!!

ではまた次のブログでお会いしましょう〜👋

The following two tabs change content below.

田畑智絵

M2山口研究室
食べるの大好き、話すの大好きな7期生唯一の女子 全てのことを楽しんで。全力で取り組みます!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る