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教育実習と救急搬送〜入院編〜

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ブログを開いてくださりありがとうございます!B4の田畑です。

今回は以前のブログ(教育実習と救急搬送)の続きです。まだ読んでない方はぜひ。

 

入院初日

午前4時に入院手続きが終わり、ベットに着くなり2秒で夢の中へ。

病院側は私の寝不足なんぞつゆ知らず、7時には検温や食事の準備等で起こされました。

しかし私は虫垂炎と診断されたため、しばらくは絶食が義務付けられていました。美味しいものを食べている時が一番幸せと言っても過言ではないくらい食べるのが好きな人種なので、ご飯のいい匂いを嗅ぎながら(大部屋なので他の患者さんたちは普通にご飯を食べます)空腹に耐えるのが何よりも苦痛でした。

栄養は点滴でとっていましたが、点滴でお腹は満たされません。コンビニでお水を買うたびに、パンやおにぎり、スイーツの棚を指を咥えて見ていました笑。

今まで普通に食事をしていたし、正直お腹は痛くないので、なんで食べられないんだーーーー!!という気持ちでした。

 

それに加えて、コロナ禍のため家族を含め面会謝絶。同じくらいの年代の人もいないため話し相手もおらず、動画を見たり勉強したりしつつ、1日の半分以上を寝て過ごしていました。すると、看護師さんからは体調が悪いと思われたのか、「大丈夫、、?辛かったら言ってね」と言われる始末。すみませんこれ田畑の普通です。。小さい時からよく寝る子なんです。。。お陰でこの身長(171 cm)なんです。。。。

 

この日は採血と2回の抗生剤の投与を行いました。1日中刺さっている点滴は鬱陶しいし、背中の痛みは鎮痛剤が切れるとしんどいし、熱もまだ37度後半〜38度だし、いつまで続くのかな、、と不安になっていました。

 

入院2日目

2日目の朝、向かいの方が退院し、昼過ぎくらいに新しい人が入ってきました。

病院はコロナ関係なく忙しいなぁ、、なんて思いながら、今日も昨日と同じでなんの変哲もない一日だと思った矢先、事件が起きました。

 

『うわぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!』

 

深夜の病棟に突如響き渡る叫び声。普段は一度寝たらなかなか起きない田畑ですが、さすがに飛び起きました。

叫んだのは今日入ってきた向かいの患者さんのようですが、カーテンが閉まっていて様子は伺えず。しかもあの叫び声が嘘のように静かになり、寝息らしき呼吸音しか聞こえなくなりました。私を含め同じ部屋の人たちは何かあったんじゃないかと心配で、隣の方はナースコールを押してくれました。

「あそこの方が突然叫び出したんですけど、、、」

看護師さんに伝えて様子を見てもらいましたが特に問題はなく、まさかの寝言という結論に至りました。

大部屋での入院の宿命ですね。世の中色々な方がいることを再確認しました。

 

翌朝、私はコンビニで耳栓を買いました。笑

 

入院4日目

3日目は特に何もなかったので割愛です。教育実習先や教育学部の先生、潤さんをはじめとする研究室の方々など、各所方面に状況説明と今後についての相談をして頭がパンクしていました。

入院4日目の昼すぎ、先生から衝撃の事実を告げられます。

 

「検査の結果、確かに糞石あるけど虫垂炎じゃないね。それより腎臓の方が深刻。」

 

・・・・????

、、、、、、、、、ですよねーーーーーー!!

お腹痛くないもん!!背中めっちゃ痛いもん!!

 

心の中でそうツッコミつつ、涼しげな顔で先生の話を聞きました。

先生の話によると、どうやら私は腎盂腎炎という病気だったらしく、簡単にいうと腎臓に細菌が入って炎症を起こしているとのこと。治療法自体は抗生剤の投与なので今までと同じと言われました。

自分が思っていたよりも炎症は酷かったらしく、もう少し来るのが遅くて細菌が血管のほうまで回っていたら3ヶ月レベルの入院だったそうです。。。ギリギリセーフ。

みなさんも自分の痛みには素直になりましょう。頑張るのも大事ですが、健康が一番。時には休むのも大事なお仕事です。

 

紆余曲折ありましたがようやく本当の病気がわかり安心しましたがここで疑問が一つ。

 

私なんで絶食したんだっけ??

 

、、、、この4日間の苦しみはどうやら無意味だったようです。悲しい。

でもお陰でお腹がぺたんこになり、肌が綺麗になりました。プチ断食も悪くないですね。

 

その日の夜から、私にもご飯が出てくるようになりました!!!嬉しい、、、!

初めての病院食がこちら。意外と量があってびっくり。

食べられる幸せに泣きそうになりました

個人的にお粥が苦手なのですが、この日はもう何を食べても美味しかったです

ただ、、、

ただ、、、、、、

このレモンティーだけは、、、いただけなかった、、、、

衝撃の甘さ。でも出されたものは飲み切ります。

おそらくカロリー調節のために入れられたであろうレモンティー。ハイカロ160と表記されるだけあってものすごーーーく甘い。小さい頃スティックシュガーや角砂糖をそのまま食べていたレベルの甘い物好きの自分でもしんどいくらい甘い。

紅茶風味のガムシロップを飲んでいるようでした。人生で初めて「甘すぎて無理」を経験しました。こんな日が来るとは、、

 

でもこれ以外は本当に全部美味しいものばかりでした。メニューが自分で選べるものなんかもあり、小学校の給食を思い出しました。

病院食はあまり美味しくないイメージがあったので期待していませんでしたが、いい意味で裏切ってくれました。

この日以降ご飯という楽しみができたうえ、点滴も1日2回各1時間の抗生剤のみになったので腕の自由も生まれ、快適な入院ライフを送れていました。

 

入院6日目

特に問題もなく、順調に回復していった訳ですが、一つだけ問題がありました。

 

繁殖した細菌が何かわからない。

 

正確にいうと細菌の特定に時間がかかるため、こんなにも長く入院していた訳です。この日ついに、初日にとった細菌検査の結果が出ました。

腐生ブドウ球菌

これが私を苦しめた細菌です。

入院5日目あたりで黄色ブドウ球菌かもしれないと言われていたため、かなり不安でしたが、こちらは若い女性の尿路感染症によくある細菌だそうで一安心。

この日から点滴の種類を変えて1日4回の投与になりました。投与のタイミングが朝10時、夕方16時、夜22時と、早朝4時になったので大変でした。

、、と言っても大変なのは看護師さんで、私は点滴を変えられていることにも気づかず爆睡していました。看護師さんごめんなさい。。。

 

 

相変わらずの量になってしまったので今回はここまでということで。

ついに次回は退院編です!今度こそ終わります!!!長い!!!!

 

最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。次回のブログも頑張ります!

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田畑智絵

M1山口研究室
食べるの大好き、話すの大好きな7期生唯一の女子 全てのことを楽しんで。全力で取り組みます!

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