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アイソレーションタンクに入ってきました!

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D3の浅子です。先日、アイソレーションタンクに入ってきました。池袋にある、SelFlotte(セルフロッテ)というお店にお邪魔しました。

アイソレーションタンク(Isolation tank)とは、”感覚を遮断するための装置であり、光や音が遮られた空間で、皮膚の温度に保たれた高濃度のエプソムソルトの塩水に浮かぶことで、皮膚感覚や重力の感覚を大きく制限することができる。リラックスを目的として、また心理療法や代替医療として使われている。”
Wikipedia 「アイソレーション・タンク

ちなみにエプソムソルトとは硫酸マグネシウムのことです。いつも実験では、分液・抽出した有機層の脱水でお世話になっております。”硫酸マグネシウム溶液に浸かる”と聞くと恐ろしく聞こえますが、安心してください、塩です。

アイソレーションタンク中で塩水にぷかぷかフローティングすることで、体をリラックスしたり、集中力を向上できる効果があるらしいです。研究には健康な体と高い集中力が必要なので大変ありがたい効果なのですが、僕が今回アイソレーションタンクに入ろうと思ったのは、「水に浮きたかった」という単純な動機からでした。25mも泳げるか微妙なカナヅチの僕がうまく浮くことができたか、リポートしたいと思います。


(タンクのある部屋はブラックライトで照らされていてほぼ真っ暗だったので、微妙な写真しか撮れませんでした)

まず、アイソレーションタンクに入る前に、トイレとシャワーを済ませます。タンクに入るときは、感覚をできるだけ無にするために、基本は全裸です。
耳栓をして、恐る恐るタンクに足を突っ込みます。想像していたより遥かに水深は浅く、水面はスネ(の下の方)くらいまででした。溺れる心配は無さそうで安心したのも束の間、底がビニール&ヌルヌルの塩水のせいで転びそうになりました。

タンクの中に腰を下ろして、いよいよフローティング!!かと思ったのですが、その前にめっちゃ肌が痛い。肌荒れしてる手が特に染みて、他にも傷がないはずの肌も所々ヒリヒリしました。もうこの時点でリタイヤしようかと思ったのですが、我慢していたら数分で慣れてきたので、思い切って横になりました。

浮けた!!!!

人生で初めて、水の上に浮くことができました、感動です…!! 痛みに我慢してよかった…!! さらにさらに、安全のためにタンク内の壁に付けていた手足を離すと、なんだか頭の方向に流されていくような、浮いていくような感覚がありました。初めての感覚の連続に、しばらくハイテンションでした。

しかし、落ち着いてしばらく経つと…首が痛い。おそらく、顔面付近に水面がくることへの恐怖から、無意識に頭を持ち上げてしまい、首に負担がかかっていたのだと思います。少しずつ勇気を出して頭を下げていったのですが、ここの格闘にかなり多くの時間を使いました。時計はないので正確な時間は分かりませんが、慣れるのに20分くらいかけていた気がします。最終的に、水面が目尻ギリギリにくるぐらいまで頭を下ろすことで首の痛みは無くなり、体が真っ直ぐな正しい姿勢を取ることができました。

ようやくリラックスすることができて、瞑想を楽しみました。寝ているのかよくわからないような、意識朦朧とした時間がありましたが、すぐタイムアップになってしまいました。

気になる体調ですが、特に変化はありませんでした。初めてのアイソレーションタンクということで、90分中60分は慣れるのに精一杯だったので、当然かもしれません。機会があればまた行ってみたいと思いました。

*アイキャッチ画像は、アイソレーションタンクを題材にした映画「アルタード・ステーツ」の画像を使用しました。

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浅子貴士

卒業生。この1年で7キロ増量!! ださいたま出身。

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