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両腕骨折しました

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タイトル・写真通りです。

両腕骨折しました。この記事は音声入力で書いています。タイプできないわけでは無いですが音声入力って便利ですね。1人でしゃべっているのは少し恥ずかしいですが。

一体何があった?

121号館に移転して自宅から大学が遠くなったので時々自転車で通っています。ある日早朝いつものごとく自転車で爆走していると目の前に自転車を乗った男がいました。

彼は僕から見て左に僕は右に行く予定だったのでそのままスピードを落とさず進んでいくと、急にその男が右に自転車をむけたのです。びっくりした僕は自転車のブレーキを急にかけたところ前輪がロックし吹っ飛びました。学生によく状況がわからないと言われたので図を書いてみました。

顔が地面に近づいていたのがわかりました。とっさに腕を両腕を出してそれをカバーしました。道の真ん中で転がり何とか顔面から落ちる事は防いだものの、両腕を強打、激痛が走りました。ぶつかりそうだった謎の男は自転車から僕の顔を除いて関係ないやろばかりに走り去って行きました。ぶつかってやればよかったと心底思いました。大学まであと少しだったので何とか自転車を引っ張って歩いて研究室に行きました。

擦り傷は少しだけで腕が痛かったのですがまぁ何とかなるだろうとやっちまったよーと学生と話していたのですが、どうも腕が痛い。ドアが開けられない。ものが持てない。これはおかしいぞと思いながら胆嚢炎のときの痛さの一万分の1位だったので骨は折れていないと思ってました。

おかしいなと思ったのは昼ご飯の時。ラーメンを食べたのですがラーメンの麺が上がらない。味は持てるのですが麺を口に運ぶことができないのです。徐々に痛みも強くなりとりあえずアスピリンを飲んでごまかしました。パソコンで文字も打てないので少し休憩しようと横になりました。

寝ようと思ったのですが右肘が痛くて寝れず仕方なく病院に行くことにしました。診察してレントゲンをとってもらったところあー折れてるねと言われました。ただ、よく見えないのでMRIを撮りましょうと言う話になりました。左も折れてる可能性あるねこれもMRIを撮りましょうと言われました。

右肘を固定したところ痛みはほとんどなくなりました。次の日MRIを測定しました。人生で2回目のMRIです。まさか2年連続MRIに入れるなんて。1回目の感動は全くありませんでした。

測定後診察を受けたところやはり右肘は骨折でした。正確には頚部骨折と言うらしいです。左のレントゲンを再度測定したところこちらも手首を骨折していることがわかりました。しっかりと確認するためにMRIを再度測定するらしいです。

 

両腕骨折はめちゃくちゃ不便

ネタだったら抜群に面白いんですが正直両腕骨折はめちゃくちゃ不便です。不便な点を列挙します。

  1. キーボードが打てない:打てないは無いですがタイピングが非常に億劫です。パソコンを初めて使ったおじいちゃんのようになっています。と言うわけで音声入力を使い始めました。隣に学生がいるところで、1人で話しているのは少し恥ずかしいですが意外としっかり打てるもんなんですねびっくりしましたこれから治っても使おうと思います。
  2. ドアが開けられない:ノブを下げる形のドアあるじゃないですか。そのドアが手首が痛いので開けられません。固定してある右腕で強引に下げてなんとかあけています。
  3. ボタンが閉められない:ズボンのボタンを外すことができるのですが、締めるのには少し力が入るので力が入らず、悪戦苦闘しましたが自分でズボンのボタンを止めることが出来ませんでした。そのため学生にお願いしてとめてもらいました。介護されるおじいちゃんの気持ちです。指先は動いてよかったと思いました(追記:次の日からはとめれるようになりました)。
  4. ペットボトルの蓋が開けれない:ペットボトルのみならず缶プルタブも開けることができません。
  5. お風呂が大変:両腕骨折してるのでお風呂が大変です。まぁお風呂は入れないですがシャワーの事ですがシャワーをするにしてもビニールでおおわわないといけないのでめんどくさい。大好きなお風呂(湯船)に入れないのが悲しいです(実際は入りましたよかったです)。しばらくギブスがはずれないので、汗をかいてギブスが異臭をはなつかもしれないのもいやです。
  6. トイレも大変:予想される通り、トイレも大変です。色んな方向から試してみましたがソフトタッチしか手が届きません。ただ時間はかかりますが、届いてよかったです。届かなかったらどうすればいいんでしょうか。

前厄では胆嚢炎で手術入院、今年は本厄で両腕骨折。いやー厄年ってほんとにあるんですね。皆さんもお気をつけください。コロナで外出はあまりできないのでちょうどよかったですがあまりにもその代償はでかいと考えています。

追記:今日病院にいってMRIをとったら左は2本おれているとかで両腕ギブスになりました。右も痛くなかったので全部とってくださいといったら、まれにそういう痛覚が麻痺している患者がいるんだけど絶対ダメと怒られました。無念。

9月14日追記:今日病院にいって診察を受けたところ、もう一回固定といわれました。実は左はあまりにも人間の生活ができなかっったので無理やりギブスを外していたからです。腕時計をしていても気になってねれないので、毎日1時間ぐらいしか寝れず、死にそうなのでギブスはやめてもらえませんかと懇願したところ、絶対安静を条件に全部はずしてもらいました!いやー五体満足ってこんなにいいものなんですね。ただまだ3ヶ所骨折中なので絶対安静で過ごしたいと思います。

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山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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