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「中分子戦略」第4回成果報告会@京都大学

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7月29日、30日で新学術領域「反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製」の成果報告会に参加するため、京都大学桂キャンパスへいってきました。

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午前中は研究室で抄録会があったため少し遅れて到着。桂キャンパスは3度目ぐらいですが、相変わらず遠いしなにもない。

成果報告会なので講演の中身はかけませんが、5つぐらいの講演を聞いて、懇親会。代理で来られている若手研究者もいて楽しめました。その後、阪大岩崎さん、阪市大福山さん、横国の跡部先生と2次会。

なんにも考えてなかったので部屋もとっていなかったのですが、なんとか部屋を取ることができ(意外と当日の方が空いているし安い)、ホテルに帰ってお風呂にはいって次の日の発表資料をつくる。

翌日、午前中に発表があり、下記の「合成賞分子による植物の生物時計の制御」というタイトルで話しました。申請したテーマではなかったのですが、各所でお話させていただいたため、たまには趣意が異なるもので話そうかと。

なぜ、「中分子」なのにわざわざ「小分子」と入れたのか?

その理由はこのケミストリーはじめがランダムスクリーニングから始まるので化合物ライブラリーが必要であること。そして、化合物ライブラリーはリピンスキーの法則に従った分子量500以下のものばかり。なので、候補化合物はどうしても「小分子」になってしまう。皆のもっている・つくっている「中分子」がほしいなあと思っていれました。ただし、うまく伝わらず、ただディスったようになってしまったのが残念(苦笑)。

いままで自分では概要しか話したことがなかったので、良い機会になりました。本研究、共同研究者の中道先生(名古屋大学)のおかげでとっても進んでいます。早稲田でも現在4年生が2人この研究に関わっています。来年も2人ほど参画させる予定です。

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山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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