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ホワイトビールへのいざない

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お久しぶりです、M1の平尾です。

ところで皆さんにとって”白いもの”といえば何でしょうか?

私にとって白といえばビールです!白ビール=ホワイトビールは、その名の通り見た目の真っ白なビー…ではありません。白くありません。普通のビールよりも淡い琥珀色をしています。

ではなぜホワイトビールと呼ばれるのでしょうか?ビールの色は原料である麦芽の焙煎度合いに依存します。19世紀ごろまでは、高温で焙煎された濃色の麦芽を原料の一部とする黒褐色のダークビールが主流でした。対して、ホワイトビールは焙煎が軽めの麦芽を用いる上、主原料である小麦(小麦麦芽)に含まれるグルテンや酵母により白く濁っていたことから”ホワイト”と呼ばれるようになったそうです。麦芽の焙煎が軽いことから苦味が少なく、小麦麦芽由来のフルーティーな香りが特徴でビールが苦手な方でも飲みやすいと思います。

実際に私も大学2年生まではあまりビールが得意ではありませんでしたが、ドイツ旅行へ行った際にミュンヘンでホワイトビールに出会い、ビールが好きになりました。それがドイツを代表する醸造所であるPAULANER社のHefe-Weißbier naturtrübです→

Hefeはドイツ語で酵母、Weißbierは小麦、naturtrübのnaturは自然、trübは濁りを意味します。無濾過ゆえビール酵母がそのまま含まれ、原料の50%以上が小麦であるためにこのような名前となっています。ミュンヘンのスーパーでたくさんのビールが並ぶ中、お土産としてビールを選んでいたのですが選びきれず、近くにいたドイツ人にあなたのおすすめを教えてくださいと聞いて勧められたのがこれでした。現地人が勧めるだけあり、今でも印象に残っているくらい美味しかったです。(家族へのお土産だったのに、ミュンヘンからベルリンに移動する列車の中で飲んでしまったことは内緒です。これからはトランクの奥の方にしまうようにします。)

以下、日本で入手しやすいおすすめのホワイトビールを紹介します。

①ホワイトベルグ(サッポロビール)

→ホワイトビールを飲んだことがない方にまず飲んで頂きたい商品です。とっても爽やかで香り豊かなので、ビールが苦手な人をビール好きにできる一本となるはず!

 

 

 

②ホワイトエール(キリン)

→私が最近ハマっているホワイトビールです。キャッチコピーにある「⽩ワインを思わせる⾹り、やわらかな⼝あたり。」の通り、フルーティーな香りとビール特有の苦味の中にも甘さを感じるすっきりとした味わいが特徴です。

 

 

③ヒューガルデンホワイト(ベルギー)

→ホワイトビールのまろやかさと、オレンジピール・コリアンダーシードといったスパイス由来の香り高さを兼ね備え、クセになること間違いなしです。輸入品なので少々割高ですが、外食も行きにくいコロナ禍に自分へのご褒美としておすすめです。

 

 

 

 

以上、ホワイトビールへのいざないでした。今までビールを避けてきた方も、ホワイトビールとの出会いを通じて今後の人生が香り豊かになると信じています!ぜひお気に入りの一本を見つけて下さい(^^)/

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