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寝ながらSwitch

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年間200万人の人を殺している「座る」という行為

人間にとって、椅子に座ることはとても不自然な姿勢であるようです。長時間椅子に座り続けることで腰痛、肩こりなどの生活習慣病にかかるという話はよく聞きますが、実は他にも座り続けることによる健康へのリスクは数多くあります。具体的には、以下のような内容です。

・1日11時間以上座る人の総死亡リスクは、4時間未満の人と比べて40%ほど高くなる。(2012年 シドニー大学)[1]

・1日6時間以上座る人の総死亡リスクは3時間未満の人に比べて19%ほど高く、循環器系疾患、癌、糖尿病、腎臓病、自殺、慢性閉塞性肺疾患、嚥下性肺炎、肝臓、消化性潰瘍などの消化器系疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、神経系疾患、筋骨格系疾患などの死亡リスクを高め。(2018年 米国癌協会・行動疫学研究グループ)[2]

・座る時間が長くなることで記憶形成に関わる脳領域の厚みは薄くなり、認知能力を低下させる危険性があることも指摘されている。そして、これらの影響は強度の高い運動をしても相殺されない。(2018年 カリフォルニア大学)[3]

上記のように、多くの研究者が座りすぎは健康を損なうリスクがあると警告をしており、2011年、WHO(世界保健機関)によれば、「世界で年間200万人の死因になる」という発表もあります。考えてみれば文明が発達する以前の数万年間、人類の生活は大半が立ってるか寝そべってるかでした。人類が作業やデスクワークをしたり、講義を聞いたりするときの姿勢として「座る」ことを選択し出したのは、少なくとも古代エジプトで椅子が発明された紀元前3,000年からです[4]。椅子に座るという文化が根付いたのは、人類の長い歴史から見るとかなり最近であることが分かります。しかしながら文化が変わってもそう簡単にヒトの骨格が変わるわけはなく、現代の我々は「座る」という負担の大きな姿勢を日常的に強いられているわけです。上述したような健康被害を少なくするためには、できるだけ負担の少ない姿勢で作業を行うことが求められます。

快適な姿勢でゲームを続けるには

携帯ゲーム機のNintendo Switchをプレイするとき、モニターを持ってたら基本的にモニターに繋いで座りながらやってる人が多いと思います。でもやっぱり長時間やってると疲れるので、寝ながら楽にやりたいなあと思うことが多いのです。健康的にゲームをプレイし続けるために、姿勢について考える必要があると思いました。

「携帯ゲーム機なんだから寝ながらやれば良いじゃん」と思うかもしれません。しかしこのゲーム機、横幅がかなり大きかったり、重量が歴代の携帯ゲーム機の中でもトップクラスに重いことからとても持ちにくく、そのままでは寝ながらやるにはあまり適していません[5][6]。仰向けの状態で腕を上げ続けるのは疲れるし、横向きだと見づらい、うつ伏せも長時間体を支えるのは難しいです。長時間座っても疲れないゲーミングチェアは売っていますが、値段が高く手が出ない人も多いと思います。

そこで最近、スマホのスタンドにSwitchに取り付けることができ、さらに寝ながらのプレイにも使えるということを知ったので実際にやってみました。

今回僕が使ったのはこちらの商品です。クリップにSwitchがつけられるほどの大きさがあればなんでも良いと思います

LFS スマホスタンド スマホホルダー フレキシブルアーム 360角度調整可能 クランプ式 土台強化 iPhone/Android多機種対応 3.5~6.3インチに対応 メーカー1年間保証

これをベッドに取り付け、Switchをセットしてみた図がこちらです

実際にやってみましたが、かなり快適に仰向けの状態でプレイすることができます。写真ではJoy-conグリップを使ってますが使わなくてもいいです。むしろ左右の手を好きな位置に置いておけるのでその方がいいかもしれません。

また、Play Station 4にはPS4 リモートプレイというアプリがあって、こちらをインストールしたスマホをセットすることで寝ながらPS4をプレイすることもできます。

最後にですが、商品の本来の使い方とは異なるのでやる際は自己責任でお願いします。それでは。

 

参考文献

[1] van der Ploeg, H. P.; Chey, T.; Korda, R. J.; Banks, E.; Bauman, A. Sitting time and all-cause mortality risk in 222 497 Australian adults. Arch Intern Med. 2012, 172,  494–500, DOI: 10.1001/archinternmed.2011.2174

[2] Patel, A. P.; Maliniak, M. L.; Rees–Punia, E.; Matthews, C. E.; Gapstur, S. M. Prolonged Leisure Time Spent Sitting in Relation to Cause-Specific Mortality in a Large US Cohort. Am. J. Epidemiol, 2018, 187, 2151–2158. DOI: 10.1093/aje/kwy125

[3]Siddarth, P.; Burggren, A. C.; Eyre, H. A.; Small, G. W.; Merrill, D. A. Sedentary behavior associated with reduced medial temporal lobe thickness in middle-aged and older adults. Plus One, 201813, e0195549. DOI: 10.1371/journal.pone.0195549

[4] http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=72568

[5] 大きさの比較 https://inakadaisuki.com/nintendoswitch_size/

[6] 重量の比較 http://gamers-high.seesaa.net/article/136647933.html

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