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山口研の人気試薬ランキング

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早いものでもう年度末。。。

年会での発表を無事に終えて、私は現在、学振に向けての論文作成に全力を尽くしています。

もしかしたら、いままでの人生で最も忙しいかもしれないです。 まあ、人生で一番、はこれからどんどん更新するかもしれませんね..(笑)。

あと、ひと踏ん張りなのでこのままもう少し突っ走っていきます!

 

さて、本記事がおそらく2017年度最後の投稿になるかもしれません。

節目っぽい内容を考え、今回は普段実験で使っている「試薬」の話をすることにします。

 

山口研究室は独自のwebページで試薬情報を管理していて、使用した試薬は、量と実験番号をコメントする決まりがあります。

今回は、このコメント数から、よく使われている山口研人気試薬をランキングにまとめて紹介します!

(2018年3月31日調べ。複数の実験を1つにまとめていたり、物性についてだけのコメントもあるのですが、それらも1コメントとして集計します。)

 

第10位 塩化ジメチルアルミニウム;93コメント

こんなルイス酸が人気なのか…?と思う方もいるかもしれません。基本的に私しか使っていません笑。めちゃめちゃ使ってます。

何の目的で使ってるかは残念ながら、いまお伝えすることができないのですが、来月か再来月あたりに「これか!」と納得してもらえると思います。

 

第9位 塩化リチウム;99コメント

塩化リチウムが第9位にランクイン。触媒反応の添加剤としてよく使ったりします。

第10位に引き続き、使用の大半は私かもしれません。。

 

第8位 EDC·HCl;116コメント

第7位 フェノール;128コメント

コメント数の桁が一つ大きくなりましたね。第7, 8位はまとめてご紹介。芳香族エステルのカップリングの原料となるフェニルエステル合成に使っている試薬たちですね。

フェノールの匂いはいつになっても慣れません。あと、手につくと火傷したように痛くなるのでご使用の際は注意してください。

 

同率第6位 dcypt, 4-(ジメチルアミノ)フェニルジフェニルホスフィン;202コメント

ついに出ました。当研究室で開発した独自配位子dcyptです。ぜひぜひみなさんも使ってみてください。

私と一色の年会スライドに製品番号を書いて宣伝してきました笑。

 

同じくホスフィン配位子である4-(ジメチルアミノ)フェニルジフェニルホスフィンが同率でランクイン。

この配位子は誰が何に使ってるかは、近々分かると思います。学会発表などで配位子の名前を読み上げるときに、噛みそうで大変らしいです。

 

第4位 酢酸パラジウム;205コメント

酢パラ。パラジウム触媒の王道ですね。5人くらいがいま使ってる気がします。夜から触媒反応をかける人が多いので、誰が最初に使えるか競り合いになったりします。

 

第3位 炭酸カリウム;239コメント

反応開発にも合成にもよく使われる炭カリが第3位。普段はすくいやすいのですが、静電気があると粉があちこちにまってしまいます。

 

第2位 酢酸ニッケル(II)四水和物;258コメント

 

第2位はニッケルの王道である、酢酸ニッケル。ドライアップすると水色から黄緑色に変わるので楽しいです。

石飛はドライアップしすぎて真っ黒焦げにして反応がうまくいかなくなったらしい。

 

第1位 トリエチルアミン;306コメント

栄えある第1位に輝いたのは、トリエチルアミン!!コメント数唯一の300台。反応開発(の原料合成)の人も、全合成の人もみんな使ってる試薬ですね。少し臭いのはわかってるんですけど、ついつい嗅いでしまうのは私だけでしょうか。

 

いざランキングを作ってみると、研究室の個性が出てるなーと思いました。

他の有機化学の研究室のよく使っている試薬も気になるところですね。ぜひ教えてください。

 

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大北俊将

大北俊将

M2・ラボリーダー早稲田大学山口研究室
M2。高身長、高収率を目指し続ける。学生ラボリーダー。最近ジム通いを始めた、ムキムキも目指す! https://orcid.org/0000-0002-2950-6844
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