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応用化学科の奨学金について

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こんにちは!まもなくM2になります中原です。

今回はタイトルにある通り、我々が所属している早稲田大学先進理工学部応用化学科の奨学金についてお話ししたいと思います。応用化学科は学科独自の奨学金が豊富であり、特に博士進学を考えている学生に対する支援が充実しています。まず、応用化学科の奨学金について紹介します。応用化学会HPより引用

水野敏行奨学金

応用化学科・専攻の発展に終生心を割かれた元電気化学工業(現 デンカ)社⻑の水野敏行氏が1987年逝去された時のご遺言に基づき、ご遺族から学科に指定寄付された1億円を基金として設立されました。

今回、水野賞を博士課程をご卒業される浅子さん、一色さん、大北さん、小松田さんが受賞され、水野敏行奨学金の奨学生にあみさん、ひろきさん、会田さんが採択されました。

応用化学会給付奨学金

研究開発力や技術力を担う「博士人材を育てていく」ことで、母校早稲田大学や我が国、さらには世の中の発展に貢献したいと考え、より多くの優秀な人材を早期から発掘し、経済的な支援を行うため卒業生からの寄付金を基に応用化学会が2005年度に設立したものです。

中曽根荘三奨学金

先頃逝去された中曽根荘三氏は千代田化工建設、日商岩井株式会社に勤務した後、本大学、本学科、高分子部門会の発展に大いに寄与され、特に「高分子の関わる界面化学分野の研究発展に貢献する志を持つ学生」の支援をしたいと2014年に設立されました。

里見奨学金

日本パーカライジング創立者の里見雄二氏が設立した里見奨学会に、応用化学会の元会⻑の里見多一氏が博士号取得をめざす志の高い優秀な修士・博士課程の学生を対象として2016年に設立されました。

今回、里見奨学金の奨学生に星さん、ずみさん、武さん、久保、僕、宮崎、大木くん、彦坂が採用されました。

森村豊明会奨励賞

1917年応用化学科が設立された翌年、森村市左衛門が主宰する森村豊明会の寄付により竣工したのが学科初の実験棟「豊明館」です。同会の支援は三代目現6号館の建設まで続き、多くの学生が巣立ちました。博士号取得を志す優秀な学生を支援するため、2018 年に本褒賞が設立されました。

以上のように応用化学科には多くの奨学金があり、僕自身も今年度から里見奨学金と応用化学会給付奨学金の奨学生として、多大なご支援を賜りました。僕が学部4年生の時に博士進学を決めることができたのは、応用化学科にこれらの奨学金の制度があるおかげです。これからも奨学生として自覚を持ち日々、研究に励んでいきます。

また、これらの奨学金の奨学生として採用していただくと支援者の方々に自身の研究テーマを発表する機会をいただけます。こちらから応用化学会のHPの昨年度の褒賞式の様子をご覧いただけます。今年度の様子は投稿され次第更新したいと思います。今回は昨年度に引き続きオンラインでの開催になりましたが、感染症拡大が収束した際には、是非支援者の方々に直接御礼申し上げたいです。

今、博士課程進学の一歩を踏み出せない人もぜひ応用化学科で博士進学をしませんか?

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