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有機合成化学協会誌:第8回大津会議報告書を執筆しました

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昨秋の10月23日、24日に運営サポートとして参加した大津会議の報告書が有機合成化学協会誌に掲載されました。本記事は一緒にサポート役をしてくださった九大森田先生(第3回)、東大池本先生(第4回)と共に執筆したものです。有機合成化学協会誌のかなり後ろの方にあるので、見逃しやすい逆に探しやすいかと思います。

大津会議」とは?

日本の有機合成化学が今後も世界をリードし続けるため“真のリーダーを早期から養成する”ことが不可欠であるとの認識の下に開始(大津会議HPより)

(参考:第二回大津会議合同研究発表会)

思い返せば僕が参加したのはもう5年前のD1の夏。今思うと勢いだけで随分調子に乗っていたと思います(今もひょっとしたら大差ないかもしれません)。
そんなイケイケノリノリの若い博士課程の学生に囲まれ、今回は森田さん、池本さんと兄貴分の顔をして参加させていただきました。

本番での学生のいい意味での緊張感、、、と言っても今年はさほど緊張感を感じさせないこなれた学生ばかりでしたが、運営サポートとはいえ、身の引き締まる思いで参加させていただきました。
運営サポートとしてやらせていただいたのは、座長、ラウンドテーブルディスカッションの企画および司会進行、有機合成化学協会誌で本会議の報告。
言ってしまえば裏方業ではありますが、参加学生および組織委員の先生方の意見にははっとさせられることが多く、実りある仕事でした。(科研費の期日寸前ということを除けば苦笑)

今回の有機合成化学協会誌では、実際に行ったことの詳細と大津会議としての考え方などの一端を報告させていただきました。かっこいいコト書いています笑。本記事が山口研の現メンバー含め、化学大好きで元気かつ志高いメンバーの参加の後押しに少しでもなれればと思います。ぜひご一読を。

(つい先日有機合成化学協会誌HPが一新され、会員であればJ-STAGEでの購読も簡単になりました。が、この記事は冊子でしか読めませんので注意)

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趣味はラーメン、漫画、マラソン、自転車、野球、バレーボール。ものづくりの街、豊田市出身。車ではなく分子レベルでのものづくりを極め、非常識だが理想的な方法論で未踏分子を世に出すことを目指す。60歳になっても子供のように、化学でできるあんな未来こんな未来を語り、学生とともに実現に向けて一歩を踏み出せる研究者でいたいと考えている。

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