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オープンキャンパス体験実験

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先日8月6日・7日は早稲田大学のオープンキャンパス。小学生から高校生など多くの来場がありました。応用化学科では学科別特別企画として模擬講義・研究室ツアー・体験実験を行いました。山口研究室の担当は体験実験。

題して「ノーベル賞反応を使って分子レベルのものづくりを体験しよう」ということで、2010年にノーベル化学賞を受賞したクロスカップリング反応を体験してもらいました。有機反応はとっても面白いですが、地味でオチがないことが玉にキズ。そこで、みためでも楽しめるクロスカップリング反応キットを改良して使いました。

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体験実験は毎回人気で、9時から整理券を配り始めるのですが、30分もしないうちにさばけてしまいます。当日は、中学生から高校生までの30人/日に分子の話から、クロスカップリング反応の経緯、実験、起こった現象の理由などを話しました。かなり楽しそうに実験してくれたので満足です。来年も担当するので、もう少し工夫を凝らし、化学者を目指す若者の為に人肌脱ぎたいと思います!

 

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山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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