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Eric M. Ferreira先生講演会

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先月11月21日にEric Ferreira先生の講演会を開催しました。今回は京大中尾先生のホストで来日、京大、阪大、早稲田、北里を訪問したようです。ちなみに日本での講演は今回が初。貴重な機会をいただけて嬉しいです。

Eric先生はPhotoredoxをやっている身としては、注目研究者の一人です。今回は直に話ができるということで、ワクワクしながら講演会に臨みました。

当日は潤さん、武藤くん、星、石飛と品川のホテルに向かいEricをピックアップ。北里大の窓口となって頂いた山本先生も待ち合わせ場所に居合わせてくれました。昼食はホテル内の某焼肉店(ごちそうさまでした!)。ゲストよりも誰よりも石飛が一番興奮していました。

昼食後は早稲田に戻り、武藤くん、最近論文が出た石飛&星、僕、潤さんの順にディスカッションして頂きました。ちょうど今僕が使っている試薬をEricも使ったことがあるようで、ハンドリングに関してアドバイスをもらいました。ちなみに外国人教授とのディスカッションは石飛が2回目、星は今回がデビュー戦でした。

講演はクロムPhotoredox触媒、白金触媒を利用したアルキンの官能基化と天然物合成への応用と幅広い内容でした。会場からの質問も多く学生にも興味深いトークだったと思います。個人的にはやはりクロム触媒のトピックが気になり、色々と質問させてもらいました。

その後懇親会へ。物静かな印象のエリックでしたが化学に対しては激アツでした。講演会から懇親会に向かう途中ずーっと化学の話をして頂きました。特にPhotoredox触媒系の最適化に関する話は担当学生さんの細かなチューニングが身を結んだようで、為になる内容でした。

懇親会はEric+スタッフ3人で和食。最近は英語で献立を説明するのが僕の担当になりつつあります。ただ、これ日本語でも理解できないものも多く、なかなか難しい。例えば「水物」。 ん?? フルーツか何かだろうと高を括っていると、運ばれてきたのはくず餅。予想外の上これまた説明しにくい。結局、ゼリーの一種だ!と適当な説明をしていたのはここだけの秘密です。

Colorado StateとGeorgiaの学生のカラーの違いや、アメリカのアカデミック制度に関する話題も興味深かったです。二次会に行けなかったのは残念でしたが、化学の話が色々とできて充実した講演会になりました。素晴らしいご講演ありがとうございました。

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趣味は唄うこと、バドミントン、ランニング、路地裏巡りなど。守破離の精神をモットーに異分野をつなぎ、ニッチな世界で先駆者を目指す。まだ見ぬ分子・隠された機能・未開の反応形式を夢見ながら、学生たちとより多くの感動の瞬間を分かち合える研究者でありたい。

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