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友人研究者紹介: 中国留学を通じて

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もう2019年も終わろうとしています。待ってくれって感じです。

さて、今回は少しテイストの異なる紹介を。僕の友人紹介です。中国の若手研究者です。すこし思い出話も入りますが、お付き合いください。

なぜ中国?

僕はM2のときに中国に研究留学していました。中国三大ボイラー、武漢の武漢大学Aiwen Lei研です。
留学といえば博士進学者の特権で、やはりみな花形のアメリカorヨーロッパにいきたがりますが、僕は中国でした。
経緯はいろいろありますが、ここでは割愛。結果から言うと、ものすごい楽しかったし、今でも自慢です。
中国留学したという事実だけでユニークなくらい、ブランド力もあります。
唯一の難点は日本に国内にスクリプス会だのそういう同窓会的なものに縁がないことくらいでしょうか。立ち上げようかな、武漢会。強そう。
ちょうどいま小松田が中国に留学しています。いつか感想をブログに書いてくれることでしょう。

さて、僕はラッキーで、Aiwenも留学前に教えてくれたように、すごい学生が当時たくさんいました。
Aiwenはこの中の学生が卒業するタイミングより早く絶対来い、と念押ししてくれましたが、それが本当に良かった。
当時から彼らが実質ブレインとして次から次へとAiwenの研究を展開していて、驚愕した覚えがあります。そして今みんな大活躍。
というわけで自分のモチベーションを更に高める意味でもそんな友人を紹介したいと思います。

Qiang Liu

(Tshin-Hua Universty, HP)

Aiwen研でoverlapした友人で一番早く独立したのがQiang。めちゃめちゃ優しく、当時から化学に対する考えがキレキレでした。
僕がAiwen研に入って2ヶ月ほどでM. Bellerのところへポスドクとして旅立ち、現在に至っています。
いまはコバルトやマンガンのピンサー錯体を触媒としたアルケンの異性化や官能基の還元反応などを報告しています。

Chao Liu

(Lanzhou Institute of Chemical Physics, CAS, HP)

ChaoはAiwen研にいたとき学生みんなにとってのお兄さん的存在。彼もほんとにキレッキレだった。
ちなみにバドミントンの球の速さは一番でした。気づいたら羽が自分の横を通過してたくらい。
Aiwenのお気に入りで、なかなか放してもらえていなかった印象。PhDの後は魚住研と伊丹研で短期訪問研究員をやっております。
現在は、ホウ素をもちいた新規有機合成法の開発をおこなっています。ごく最近出たこれはすごく使いやすいいい手法だと思います。

Liqun Jin

(Zhejiang University of Technology)

僕にとって姉貴的な人。当時速度論解析をテーマとしており、留学先での研究をやる上でreactIRの使い方から考え方まで全て教えてもらいました。バドミントンも教えてもらいました。
卒業後はBertrand研でCu/アブノーマルカルベン錯体を作って反応機構を徹底的に調べたりしています。
今はWebでなかなか出てこないのでつかみにくいですが、Chaoとの論文でも共著になっているなど、研究を進めているようです。今の立場が教育的な方に重きを置かないといけないらしいことは以前ちらっと聞いたので、いろいろ大変なのかもしれません。

Chuan He

(Southern University of Science and Technology(SUS Tech), HP)

スマートなナイスガイ。反応開発もできるし機構解明もできるし、ほんとにキラキラしていました。
あと、バドミントンが鬼のようにうまかった。一回も勝てませんでした。手も足も出ない。
卒業後はMatt GauntのところでPd触媒C-H変換を4報くらいだしてます。
現在は深センのSUS Techで独立したばかり。どんなことをやるのか楽しみです。

Hua Zhang

(Nanchang University)

いじられキャラのHuaHua笑。Aiwen研ではピックアップやら送迎やら、生活面で一番助けてくれた恩人です。
とにかく反応開発が大好きで、実験の手が早かった印象。タネを見つけるのがはやく、論文もたくさん出してます。
卒業後は伊丹研でJSPSポスドクをし、その後は今の所属です。彼もHPがない。けど、このボリル化は面白いと思います。

とりあえずここまで!あとGaoとかMeng君とかQQとかBaiとかたくさんいますけど、またの機会に。
今年Aiwenが吉田Prizeをとったとき、何人かが一同に介していたらしい。Qiangが教えてくれました。(その時の写真がトップのもの)

みなさん、中国に行きましょう。人脈を作りましょう。そのためにも研究成果をあげるのは大事ですね。僕もがんばります

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趣味はラーメン、漫画、マラソン、自転車、野球、バレーボール。ものづくりの街、豊田市出身。車ではなく分子レベルでのものづくりを極め、非常識だが理想的な方法論で未踏分子を世に出すことを目指す。60歳になっても子供のように、化学でできるあんな未来こんな未来を語り、学生とともに実現に向けて一歩を踏み出せる研究者でいたいと考えている。

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