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山口研ブログアクセスランキング2017

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今年も残りわずかになりました。当研究室では27日に研究発表会と忘年会が行われ、28日から冬休みです。2年目の今年も様々なことがありました。充実しているからでしょうか、1年がとっても速く感じられます。

さて、当研究室ではご存知のとおり、ほぼ全員の学生が研究室のブログで記事を書いています。種類としては3つ。1つは行事や趣味、研究室での出来事など思うがままに配信しています。これは、まだまだ研究結果で有名になるまでは少し時間がかかるのでメンバーを皆に覚えてもらおうということで研究室初年度から続けています。2つめは、掲載された論文の研究結果と僕のメインプレイヤーに対するコメントを書いて記事にしています。最後の3つめは研究室内の抄録会で取り上げた論文をChem-Stationに提供しています。

今回はこれら3つのカテゴリで本年のアクセスランキングを紹介してみましょう。題して、「山口研究室ブログアクセスランキング2017」。

年初に公開した記事が有利ですが、とりあえず年の瀬の締めとして(アクセス数は2017年12月17日現在です)。

ブログアクセスランキングTop5

1位 e-ma のど飴って知ってますか? 2,243views

堂々たるダントツの一位は、B4久田の記事。色々なマニアックの趣味をもつ、うちの研究室でもっとも変わり者です。もちろん化学もしっかりやっていて、彼の実験ノートは誰にも負けないぐらいしっかり書いてあります。この記事も自身で集めたe-maのど飴に関する記事で、とってもマニアックです。化学以外の外部からのアクセスが多いのも特徴です。

2位 東大の研究室見学ツアー 1,259views

2位はM1大北の記事。ラボリーダーとして当研究室ではいなくなったら困る存在。研究のセンスも抜群です。試験休みを利用した東大生産研への見学ツアーを記事にしたもの。あまり外部の研究室をじっくり見ることはないのでとってもためになりました。

3位 伊藤江里さん訪問 1,143views

3位はM1一色の記事。ハードワーカーで完全に化学にのめり込んでいる彼は学振までに5報出すことを名言しています。記事は、伊丹研の伊藤が訪問し飲み会をやった記事。内部も全力ですが、ゲストはより全力だったことが印象です。またぜひ遊びに来てください!

4位 向研会ドクター会2017で講演しました 1,043views

4位は僕の記事ですね。向山研究室出身の孫世代(いまはもっと?)まで集めた会で講演したことを記事にしました。いずれにしても、落ちはラーメンです苦笑。

5位 日本化学会第97春季年会で発表しました 1,018views

5位は再び大北の記事。年会に研究室として初めて参加したときの記事です。正直言って飲み会の話ばかりですが、「年会の本番は夜だ」と伝えてあり、初年度生たちは忠実にそれに従っています。

論文アクセスランキングTop3

1位 エステルからの脱カルボニル型エーテル合成 1,662views

1位はたきせ・一色コンビの研究。今年で最も注目を集めた研究です。エステルからエーテルを合成するという新奇反応を開発しました。我々の開発したdcyptが大活躍しています。

2位 ヤマタノオロチ分子:オクタアリールナフタレン・アントラセンの合成 1,253views

2位は真の論文。6個異なったアリール基をいれたヘキサアリールベンゼンでは我慢ができず、8個異なる置換基をいれたナフタレン・アントラセンをつくってしまったものです。8頭あるヤマタノオロチにたとえて、ヤマタノオロチ分子と命名しました。

3位 5つの異なるベンゼン環をもつピリジンをつくる 1,194view

3位はM1浅子による5つの異なるアリール基をもつペンタアリールピリジンの合成です。招待論文に出さなければならないという期限付のなか、浅子が冬休みを削ってつくりました。このおかげでB4全員論文を1年で出すという目標を達成することができました。

抄録論文アクセスランキングTop5

1位 酸と塩基のつとめを個別に完遂した反応触媒 5,262views

フラストレイティドルイスペア(FLP)を用いた”不活性”カルボニル化合物の直接α-アミノ化反応が開発された。アミドやエステルなどでも反応が進行し、不斉反応にも展開できる。

2位 3日やったらやめられない:独自配位子開発と応用 5,093views

キラルなα-カチオン性リン配位子を設計、合成し、Au触媒を用いた分子内ヒドロアリール化反応へ適用することで[6]ヘリセンの新規不斉合成が達成された。

3位 貴金属に取って代わる半導体触媒 4,186views

C–C結合形成反応を触媒する半導体量子ドットが報告された。C–C結合形成反応を含む様々な光酸化還元反応について、従来の貴金属触媒を”半導体触媒”で代用しても、同様に反応が進行する。

4位 安定な環状ケトンのC–C結合を組み替える 3,785 views

シクロペンタノンの触媒的C–C結合活性化と続くアリール基のC–Hメタル化による結合変換反応が報告された。本手法は反応条件の調整でシクロヘキサノンにも適用できる。

5位 テルペンを酸化的に”飾り付ける” 3,736 views

高度に酸化されたシキミセスキテルペンPseudoanisatinの全合成が報告された。原料である天然物の環拡大反応と、鉄触媒によるC–H結合の酸化的な”飾り付け”(官能基化)が本合成の鍵である。

というわけで、3つのカテゴリにおける当研究室のウェブ活動・研鑽について紹介しました。ちなみに今年の研究室HPへのアクセスは277,667views。昨年の1.8倍で、研究室としてはかなりのアクセス数を誇っています。

来年もこのまま続けていきたいと思いますので、以後お見知りおきを。

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山口 潤一郎

山口 潤一郎

教授早稲田大学
趣味はラーメン、マラソン、ダイビング、ウェブサイト運営など。化学の「面白さ」と「可能性」を伝えるために、今後の「可能性」のある学生達に,難解な話でも最後には笑って、「化学って面白いよね!」といえる研究者を目指している。.化学ポータルサイトChem-Station代表兼任。

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