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SIOC留学記(Shu-Li You研究室)〜PartⅠ〜

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お久しぶりです。D2の小松田です。
11月頭~1月末にかけて中国の上海有機化学研究所のShu-Li You教授の研究室に留学してきました(書くの遅くなってすいません)!まさかの帰国後にCOVID-19の世界的感染拡大があったのですが、幸いなことに研究には大きな影響を受けずに留学を無事終えることができました。今回は留学先での出来事を記録と誰かの参考になればなんて思いながら書きたいと思います。

まず何故、You研究室を選んだかというと、2018年の5月にSIOCで行われた国際学会に参加したことがきっかけでした。その時にオーガナイザーをしていたのがYou先生でした。脱芳香族分野における大スターでもあるYou先生と自分の研究テーマが近かったいうこともあり、研究をアピールした上で留学先を考えている話をしたら、ぜひうちに来なよ。と言っていただいたので今回留学しました。国内外問わず先生方に自分と自分の研究をアピールすることはとても大事だと思いました(もちろん飲み会とかの場でも。笑)。

出発前

留学が決定してから、準備は主に奨学金や保険、ビザ関係を進めました。中国だからと言って特別なことはなかったと思います。渡航前に不安な現地のことは、You先生や准教授の先生が親切に相談に乗ってくださったので、特に不安はありませんでした。住居もSIOC内の留学生寮を向こう側が全て手配してくれました。本当にありがたかったです。周りは留学先がアメリカ、ヨーロッパばっかりかと思えば、一番身近に武漢に留学経験のある慶さんがいたのでそれも安心材料でした。当たり前ですが、不安材料は出来るだけ渡航前に取り除いておいた方がいいです。

準備も終わって、いよいよ留学だと思っていた出発一週間前にまさかのウイルス性胃腸炎になってしまいました。出発前日に学会での発表もあったので、あの一週間は地獄でしたが今となってはいい思い出?です。普段からですが、体調管理は大事ですね。ラボのみなさんご迷惑をおかけしました。

渡航

結局、完治はせずに病み上がりのままの渡航となりましたが、上海・浦東空港までは3時間のフライト、加えて時差も–1時間なので負担はありませんでした。中国素晴らしい。ちなみに、SIOCに行くなら便は少ないですが浦東空港がオススメです。空港までラボの子が迎えに来てくれて、移動のタクシーの中で早速テーマの話。僕の渡航以前に何度か留学生(日本人は一人)を受け入れたことがあるらしく、入寮などの手続きは慣れているようでしたが、それでもこちらは初めてだったのでかなりストレスフルな部分もありました。一番大変だったのは、見た目から判断できないのか事務の人たちが中国語でめっちゃ話しかけてくる。。。一度、独りで研究室のビルに入るときに見慣れないからという理由で、警備員に不審者扱いされて止められたのは本当に辛かったです。今回のボスであるYou先生は忙しく会えたのは一週間後でした。

You研究室について

以前のブログで、SIOCについては紹介したのでここではもっと具体的な話を。You研究室はSIOCの中でも金属有機化学国家重点実験室という学科?のような組織に所属しています。主に、遷移金属触媒を用いた不斉C–H官能基化や触媒的不斉脱芳香族化を中心テーマに研究を展開しています。プロダクティビティは、SIOCの中でも一番と言われるほど結果を出している研究室です。You先生は、普段はとても優しく、化学のことになると誰よりも熱意をもっている姿が印象的でした。また常日頃から、日本人は中国人より働くぞ!と学生やスタッフに言っており、最初から自分に対する周りの目が少し違うような気がしてました。笑 コアタイムは8:30スタートで終わりは自由という感じでした。

研究生活で大変だったのは言語でした。SIOCの学生でも英語でスムーズに会話ができる人は少ないような印象を受けました。You研究室も普段の公用語は全て中国語なので、ミーティング中も合わせて英語にしてくれる人もいましたが、それ以外は全て中国語でした。もちろん、僕と話すときは全員英語でしたが、周囲の日常会話は全て中国語で3ヶ月間ひたすら中国語を浴びせられ続けました。それでも、一生懸命英語で話しかけてくれるメンバーがいたのはとても嬉しかったので、自分も留学生が来たらそうしようと本気で思いました。

長くなってしまうので、生活環境や研究環境に関することはは後日、別の記事に書きたいと思います。それ以外でも、聞きたいことがある人は是非聞いてください。

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小松田雅晃

小松田雅晃

D2。驚異のリサーチ力を誇るラボGメン。

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